ダッシュ隊大阪
(牡鹿半島)目次

災害復興支援ボランティア”ダッシュ隊大阪(牡鹿)”

 ”ダッシュ隊大阪(牡鹿)”準備・出発(~8/26)
今回の受け入れ先に関しては当初は”め組JAPAN”でお願いしていましたが、7月の上旬でマッスルチーム解散に伴ってバスでの大人数の受入れが困難との連絡が入り、ボランティアが必要とされている地域を調査した結果同じ石巻市でも行政・ボランティアが余り入っておらず復興が遅れている牡鹿半島に決定しました。
牡鹿半島って・・・・どこ?
石巻市内から東に突き出した半島で、車で約1時間弱です。


又、前回の反省から、広報不足解消が必要と考え募集期間をほぼ一ヶ月間としました。
(募集形態の基本はネットとし、各サイトへの掲載依頼をしました)

ラッキーだったのは朝日新聞の大阪版でこの募集内容の取材があり、掲載して頂いたことです。
    8/11朝日新聞大阪版掲載記事

おかげさまで当初計画の最低人数をクリアーし募集人員を急遽増加しました。

私の考えで少しでも被災者の方々の気持ちを理解するには、少しでもその地で同じ環境で短期間でも生活をして感じ取って欲しいとの思いから、今回受け入れをして頂いた牡鹿VCで宿泊をお願いしましたが、牡鹿公民館ではインフラが途絶えたままの状態との連絡。
ようするに、電気・ガス・水道は来ていません。
なおかつ、近くでの食事可能なのは石巻市内まで行かなければ在りません。
かろうじてコンビニは車で約30分の所に一軒はありますとの事。

ちょっと困った。 食事は自分でと案内しましたが食べれないぞ。
検討した結果、自分達の食事は自分達で準備する事に・・・・
到着日の夕食と翌日の朝食・お昼のお弁当です。
何と言ってもガス・水道が無いので機材が必要です。
  大きな鍋・大きなお玉・カセットコンロを購入しました。

食材はまだ暑い時期なのでなまものは持って行けない・・・

どうするか? 

思案の結果、基本はレトルト・乾燥物を如何においしく短時間で作り、なおかつゴミを出さないメニューにしました。

鍋一つで、カセットコンロ一つで作る! 調理開始から1時間以内で食べれるようにする!
この条件で以下に決定しました。

結果は、夕食はカレー(レトルトを一括で炊き込みました)と海草サラダです。
朝食はシジミ味噌汁(具は切干大根・わかめ)です。⇒ 実際はわかめを使わず前日の海草サラダの残りを使用しました。
昼食は鮭まぼし梅干入りのおにぎり、いわしとうなぎの缶詰です。
ご飯は?  
アルファ米災害用50食を一度に作成する分です。 (これは大正解でおいしかった)
調理用の水は2ℓのペットボトルを24本準備しました。
又、食事後の片付けに水は貴重なのでキッチンペーパーで済ませる事に。

36人で一回50食分作成・・・・多くないかい?・・・・若い人が多いから大丈夫と自分に言い聞かせました・・・結果OKでした。 残さない(ゴミを出さない)・・・!

他の準備として、参加者の活動時に飲料水を支給する為に500mlペットボトルを100本強準備しました。
牡鹿VCのTwitterでクリアフォルダー・A4バインダーの要望が呟かれていたので支援物資として準備しました。 
怪我対策として、救急用の薬等も準備完了。
なんだかんだで一人で準備をしていたので忘れ物もあるかも・・・・
  現地に着けば分かると開き直ってしまったのです。

さて、出発当日にはこの準備した物資をバス配車(集合場所)まで運ばなくてはいけないのですが、自分の荷物も合わせると結構な量です。
友人にお願いして、車を出して協力して貰いました。 明石さん、ありがとう!

集合の受付に手が足りないので、5月・7月に一緒に行った”なっち”が応援してくれました。 大変助かりました。 THANKS!!

さて、19時にJR吹田北口に集合ですがみんな遅れないか心配です。
何と言っても集合で遅れると現地着が遅くなるので・・・・・・

さすが、ボランィア参加者・・・ 遅れた人はいませんでした。
イザ出発・・・・名簿で参加者の最終確認
   参加者は38名で。途中でピックアップ3名だから35名のはずなのに34人しかいない・・・ どうして!!
     私のミスでした。 連番が一つずれていました。 一安心

では出発です

             

ピックアップして総勢37名が揃ったので自己紹介をして一路石巻へ!

またまたトラブル発生!!!
     途中のSAで本人が体調不良でリタイヤしたいとの事。
      残念ですがしかたないです。 ここで下車しました。
      ホテルに泊まって電車で帰られました。(翌日電話連絡有り)
    今度は体調を整えて参加してください。

名神高速 ⇒ 北陸道 ⇒ 磐越道 ⇒ 東北道 ⇒ 三陸道 
  を走って27日9:30に牡鹿VCへ到着しました。
石巻から牡鹿(鮎川地区)への道は山間部を約45分間走りました。
途中には仮説住宅が海から離れた場所に建てられていました。

途中で以前に行った石巻市内の湊地区(吉野町・川口町)を通過しましたが、この辺は見た目では明らかに復旧されています。
 
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