2010年04月18日
武田城跡

今年の桜は、吉野・京都に行きましたが何かスッキリしない状況でした。
今回は、以前から一度は訪ねたいと思っていた武田城跡へと。
ここは天空のラピュタと言われている所で、雲海が幻想的な事で多くの写真が紹介されていますが、雲海の発生は秋がベストだそうです。
武田城は15世紀に但馬守護の山名宗全が基礎を築き、後の時代に南北400m、東西100mにおよぶ山城が築かれました。
石垣には、安土城や姫路城と同じ「穴太(あのう)積み」という技法が用いられ、大小さまざまの自然石が巧みに配置されています。
城が築かれた山全体の姿が、虎が臥せているように見えることから虎臥城(とらふすじょう)とも呼ばれます。
私としては大変楽しみです。
(もしかしたら山頂に在るのでまだ桜が咲いているのでは・・・・・・・?)
との事から出発で〜す。
中国自動車道で福崎ICまで走り、そこからは播但自動車道で和田山まで行けば良いのですが、私は手前の朝来ICで下りて、R312を走りました。
理由は道の駅に寄る為です・・・・・。(いつものことですが野菜購入目的)
R312を左折して、目的の武田城跡への道を登って行きます。
結構な急勾配でした。 駐車場に車を止めていざ・・・
ここはコースが二つありましたが、一気に登る健脚(うさぎ)コースを選択しました。
のんびり(かめ)コースは地図から判断して外周を回っているので帰りに選択。
    

こんな登りが約10分位続きますが、登りきれば下の写真のように穴太積みの見事な石垣が迎えてくれました。
 

何と花殿まで来ると桜が満開でした。 やった〜!!!
しまった、こんな事ならお弁当を買ってくれば良かった  ショック。
 

結構な広さがあり、皆さん思い思いの場所で食事をされていました。

 

 
 

約2時間強散策をしてゆったりコースで下山する事にしました。
  武田城跡の証? 
  

帰路で見かけた山つつじにしじみ蝶がいました。 これは珍しいです。

駐車場までのんびりと新緑を楽しんで(下りですから)戻りました。
さあ、昼食(既に12時30分を回ってます)の店を探そうとR312を姫路方面に走らせますが、有料道路が出来た為でしょうか店が見当たらないです。
もしかしたら、見過ごしたのかも・・・・
途中で案内板を発見! 鷲源寺の標識発見! 食事する店が在るかも?
結構山に入って行くけど、本当に店は在るのかな?
ん、結構車が一杯止まってるぞ! 絶対に食い物は有る筈だ。

 

何か雰囲気がおかしいです。 本堂に幕が掛っているし、境内にはパイプ椅子が沢山置いてあるし、地元の人達がワイワイガヤガヤ!
本堂を伺ってみると、観音像がご開帳されていました。
折角だからお参りしようとなり、本堂に上がりこんで、観音像・掛け軸をじっくりと拝見させていただきました。 誰も居ないので少し不安になり、ヒロちゃんが本堂から繋がっている場所に人を発見したので、訪ねに行きました。
すると、呼んでいるので行ってみると、今日は観音さまの日だとかでお昼を食べてくださいとのことですが、我々は立ち寄った観光客ですとお答えしたのですが、観音さまの食事だとの事で半ば無理矢理座らされて食事を持って来てくれました。
う〜ん、それならばお言葉に甘えてご馳走になりました。
精進料理ですが、お腹の減った私には大変ありがたかったです。
本当にご馳走になりました。 有難う御座いました。
 礼拝、感激、感謝!

ここの奥の院には岩穴に観音像があるとの事を伺ったので行ってみましたが、現在道路工事中で、これが完成するとその場所の直ぐ下まで行けるのですが、なんと通行止めで行けず。 その奥に旧道があるので登って行きましたが結構な山道です。
時間的に無理と判断して断念。 (別途日程調整して来たいです)

 

ここからはR312を福崎を目指して一路帰る事にしたのですが、またまた悪い癖が出てしまいました。福崎で柳田國男の生家跡が在るのを発見!
ちょっと寄り道して見学しましたが、その側に”そばうどん”なる物を発見!
これは食すべきだとおやつ代わりに食べました。
私はそばの方が良いですがヒロちゃんは気に入ったとの事です。

 

中国道が混む前に帰ろうとしたのですが、宝塚で事故の為19キロの渋滞。
かなり遅くなっての帰宅となりました。