2009年11月08日
近江のかくれ寺 教林坊と百済寺

紅葉には少し早いですが、近江のかくれ寺 教林坊と百済寺へ行きました。
ここ教林坊は現存する、唯一の観音正寺の子院の一つです。
平成16年までは一般公開もされておらず、荒れ朽ちていた本坊・書院・庭園を現在の住職さんがお一人で修復されました。
近年はNHKの紅葉の中継で何度か紹介されていますが、観光化もされず静かな風情を残しています。
 教林坊の山門です。

この入り口から竹林を登って行くと、奥まった所に書院が在ります。
 
この書院で拝観料を収めて、まずは庭園を散策です。
この庭園は、桃山様式の池泉回遊式庭園です。
 

 

庭園の本堂がこの時期のご本尊が公開されていました。
詳細は公式ホームページに記載されいぇいますが、11月1日〜12月10日までは秋の特別公開で毎日拝観可能ですが、それ以外は土日祝日のみ拝観可能です。
11月16日からは、紅葉に併せてライトアップされるそうです。
庭園には水琴窯が在り、竹の筒で聞く音色は大変美しいです。
紅葉は上の写真のように色付き始めです。11月の連休位が見頃でしょうね!!
書院内には自然掛け軸があります。見る位置によって掛け軸の景色が変ります。


ヨシで吹かれた屋根(これは経蔵の屋根)
のんびりと散策をしていたので、約2時間も居ました。
時間的にも帰るには早いので、湖東方面へ行く事にし観光バスが余り行かない所と言う事で、百済寺へ向かいました。
百済寺と書いて”ひゃくさいじ”と読みます。 (くだらではありません)
約30分で到着し、昼食を山菜そばと赤飯饅頭ですませて入山です。
百済寺は近江最古お寺です。
織田信長に抗し、兵科によって焼き尽くされ、寛永14年に再建されたのが現在の建築物です。
真っ直ぐの階段によって本堂まで登りますが、途中迂回路も用意されていますので15分位で登りきれます。
本堂から山門を見ています。

 
上の右側の写真が本堂への階段です。
下山後に庭園を拝見しました。 ここももう少しで紅葉です。
紅葉の見頃には大変美しいでしょう。
 
庭園でしばしのんびりとしたのちに帰路につきました。
途中で道の駅に寄りましたが、何とこの時期に向日葵が咲いていました。
よくよく見ると、5本摘み取りで200円との事なので、さっそく”ひろちゃん”は摘み取りに行ったのは言うまでもありません。
ミツバチ君が一生懸命仕事をしていました。
 

本日の経費は高速代往復で2,100円 拝観料1,000円/一人 昼食1,300円/一人

 教林坊 公式ホームページ ⇒ http://www.d1.dion.ne.jp/~marche/kyourinbou/
 百済寺 公式ホームページ ⇒ http://www.hyakusaiji.or.jp/